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口腔機能低下症の診断を行う為の検査

公開日:2024/06/03
更新日:2024/07/17
口腔機能低下症の診断を行う為の検査

当院の訪問歯科では、利用者様の口腔機能低下の診断を行うため、以下の検査を行っております。

「パ」「タ」「カ」の音を10秒間ずつ発音。

そうすると検査結果(1秒間に発音した回数)が出てきます。最低でも1秒間に4.0回以上の正常発音が必要となりすが、高齢ではない健常者の場合は、6.0回以上を目安としています。

「パ」「タ」「カ」という決まった音をなるべく早く、一定時間内に繰り返し発音し、その数やリズムの良さを評価します。

パ:口唇を綴じたり開けたりする能力(捕食・咀嚼)
タ:舌の前方部分を挙上させる能力(咀嚼)  
ラ:舌の後方部分を挙上させる能力(嚥下) 

舌苔付着度

舌苔は舌表面に白色または黄褐色のこけ状に見えるものである。舌苔の付着原因は、喫煙薬の副作用による唾液分泌低下、免疫力低下による口腔内常在細菌叢の変化などさまざまであるが、特に注目すべきは、舌の運動機能低下に伴う自浄作用の低下を疑うことである。

TCI記録用紙
舌苔50%以上付着(添付資料参照)

機能が低下する前に予防的な取り組みを行うことが推奨されます。

口腔機能および嚥下機能における舌の役割

口のささいなトラブルとは、「歯が20本未満」、「噛む力が弱い」、「舌を巧みに動かせない」、「舌の力が弱い」、「硬い食品が食べづらい」、「むせやすい」などの口腔機能の低下を指していますが、この中で特に重要な役割を果たしているのが舌の機能になります。

口の衰えや食べる機能の障害に対応するためには、舌の機能を適切に評価し、舌に対するトレーニング方法を知っておくことが大変重要です。ここでは、口腔機能および嚥下機能(以下、摂食嚥下機能)における舌の役割を理解します。

咀嚼嚥下の過程においても重要な働き

舌は発音だけでなく、咀嚼嚥下の過程においても重要な働きがあります。いくら立派な歯(義歯)があっても、いくら噛む力があっても、舌の巧みな運動がなければ食物を咀嚼し嚥下することはできないでしょう。

舌は下顎や口唇、頬と協調しながら口腔内の食塊をコントロールし、咀嚼嚥下のすべての過程に関与しています。下顎と口唇によって口腔内に取り込まれた食物は、舌の素早い後方運動によって臼歯部に運ばれます。

臼歯部で食物を破砕する間、舌は咀嚼側に捻転し、頬とともに食物がこぼれ落ちないよう保持する動きを行っています。左右の臼歯部で破砕された食物は、舌と口蓋の接触によって順次、咽頭へ送り込まれていきます。液体や咀嚼を必要としない流動物では、嚥下の準備期において舌は食塊を舌背でまとめていっきに送り込みます。

このように、舌は嚥下の際に形状と位置を変化させながら前後、側方、挙上など複雑な運動を行っています。

舌運動の障害や筋力低下がある症例では、咀嚼と食塊形成が不十分となり、口腔内に食物が残留する、あるいはまとまりのない食塊が咽頭に送り込まれ、後続する咽頭期の嚥下にも影響を及ぼします。

感覚器としての役割

舌はほかにも味覚や触覚、圧覚を伝える感覚器としての役割もあり、咀嚼中には舌の感覚刺激によって唾液が分泌されます。

舌圧検査(JMS舌圧測定器で測定)

構成部品の名称。舌の力(舌圧)とは
JMA舌圧測定器クイックマニュアル
口腔機能低下症と診断された方は、口腔機能管理(リハビリ)を行い、機能低下の予防機能向上を目指します。

最後に

ハローデンタルクリニックでは、様々な病気や体調に合わせた口腔ケア及び治療をしております。上記のことでお困りの方は、いつでもお気軽にお問い合わせください。

             

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