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子供の前歯に虫歯を発見した際の対応

公開日:2024/03/26
更新日:2024/06/06
子供の前歯に虫歯を発見した際の対応|虫歯の原因・周囲の歯への影響・予防策を解説

「子供の前歯に虫歯を見つけたけど、治療したほうがいい?」「虫歯を繰り返さないための予防策を知りたい」とお考えではないでしょうか?

子供の前歯の裏側は磨き残しが多く、虫歯になりやすい箇所の一つです。子供のお口の健口を守るため、虫歯治療を行うことはもちろん、虫歯の原因や予防策などについて知ることは非常に大切です。

そこで今回は、虫歯を発見した際の対応と虫歯の原因や放置することによる影響、予防策などについて紹介いたします。

子供の前歯に虫歯を発見した際の対応について

子供の前歯に虫歯が見つかったら、まずは落ち着いて、速やかに歯科医院へ連絡し、診察のお約束を取りましょう。

虫歯は初期段階であれば、痛みも少なく、治療も簡単ですので、早めの対応が大切です。

大阪市の谷町6丁目・長堀橋・松屋町周辺にお住みの方はハローデンタルクリニックにご相談ください。当日のお約束も承っております。

歯医者に苦手意識のある子供でも通っていただけやすいように雰囲気・環境作りをしておりますので、お気軽に電話、フォームからご連絡ください。

子供の前歯が虫歯になった原因について

子供の前歯が虫歯になったと考えられる原因は次の通りです。

ダラダラと食事をする

ダラダラと食事をするとは、一回の食事時間が非常に長くなったり、食事と食事の間に頻繁に小さなおやつを食べたりすることを意味します。ダラダラ食事が虫歯の原因となる理由は次の通りです。

  • ・口の中が長時間酸性状態にさらされ、歯にダメージを与え続けるため
  • ・食品に含まれる糖分は、虫歯菌の栄養源となり、虫歯の発生を促すため
  • ・唾液の口内を洗浄し、食べかすを流し、酸を中和する効果が十分に働かなくなるため

次のことを意識し、改善に取り組む必要があります。

  • ・食事時間を決める
  • ・糖分が少なく、栄養価の高い食品を食べる
  • ・食後に歯磨きを行う

糖質の過剰摂取

糖質の過剰摂取は、虫歯の主な原因の一つです。特に、簡単に摂取できる甘い飲み物やお菓子などの糖分が多い食品を頻繁に食べることで、虫歯菌が糖分をエサとして摂取し、活動が活発になり、歯のエナメル質を溶かす酸を生成することで虫歯が進行していきます。

甘いジュースやお菓子をなるべく控えておくか、食後に歯磨きをして糖分や酸を除去し、虫歯リスクを減らす意識を持つ必要があります。

不適切なオーラルケア

不適切なオーラルケアとは、正しい方法での歯磨きが行われていない状態を指します。
これには、歯磨きの頻度が不十分であったり、歯ブラシの使い方が間違っていたり、十分な時間をかけて歯を磨いていなかったりすることが含まれます。

特に前歯の裏は磨き残しが多く、虫歯になりやすい箇所のひとつです。次のような正しいオーラルケアを行い、出来る限り清潔な口内を保つ必要があります。

  • ・親が仕上げ磨きを行う
  • ・歯磨きの頻度は1日少なくても2回する
  • ・フッ素入りの歯磨き粉を使用する
  • ・歯間ブラシを使用する
  • ・定期的な歯科検診を受ける

子供の前歯の虫歯を放置した場合の周囲への影響

子供の前歯の虫歯を放置すると、次のような影響が出てきます。虫歯は発見次第、すぐに歯科医院へ行き、治療してもらうようにしましょう。

周囲の歯も虫歯になりやすい

周囲の歯も虫歯になりやすい理由は、虫歯菌の感染が口の中を広く広がることにあります。子供の前歯に虫歯ができると、口の中に存在する虫歯菌がその虫歯に感染し、歯の表面や隣接する歯にも広がる可能性があります。

特に前歯は他の歯と密接しているため、虫歯が進行すると隣接する歯にも虫歯菌が感染しやすくなります。また、虫歯の進行によって口腔内の酸性環境が悪化し、周囲の歯のエナメル質が溶けやすくなるため、周囲の歯も虫歯になりやすくなります。

このように、子供の前歯の虫歯を放置すると、周囲の歯にも感染が広がり、さらなる虫歯のリスクが高まります。そのため、虫歯を早めに治療して感染の拡大を防ぐことが重要です。

永久歯が劣化する

乳歯の虫歯を放置することで、虫歯が神経まで感染し、膿を作ってしまいます。乳歯の根の近くには永久歯が控えており、この膿が永久歯に悪い影響を与えてしまうため、永久歯が劣化する可能性があります。

歯並びに影響が出る

具体的には、「前歯が欠損による歯の位置の変化」「歯の形状変化による噛み合わせが合わなくなる」といった影響が出ます。虫歯によって歯並びが乱れると、将来的に矯正治療が必要になる場合があり、歯の形状や位置の変化が複雑になるほど、矯正治療の難易度が上がり、治療費用が高く、期間が長くなる可能性があります。

子供の前歯の虫歯治療方法

子供の前歯の虫歯治療方法は次の通りです。

初期虫歯の場合

初期の虫歯であれば、フッ素の塗布やシーラントの施術などで進行を止めることができます。定期的な歯科検診を受け、早期発見・早期治療を心掛けましょう。

進行した虫歯の場合

進行した虫歯には、歯を削って詰め物をする「充填治療」や、神経の治療を行う「根管治療」などがあります。歯科医の指示に従って適切な治療を受けましょう。

子供の虫歯予防方法

子供の虫歯予防方法には、次のような方法があります。

  • ・食後の歯磨きを十分に行う
  • ・歯間ブラシ・デンタルフロスの処方
  • ・ミュータンス菌を減らして虫歯を防ぐ
  • ・砂糖の摂取量を抑えて、仕上げ磨きをする
  • ・フッ素で歯の質を高める
  • ・シーラント処置を行う
  • ・歯科検診を受ける

具体的な内容については、下記の記事にて紹介しておりますので、あわせてご覧ください。

まとめ

子供の前歯に虫歯を発見したら、すぐにお近くの歯科医院へ連絡し、診察予約を取ってください。初期の段階であれば、痛みも少なく、子供に負担が少なく治療ができます。また、乳歯の虫歯を放置すると、永久歯や歯並びに悪影響を及ぼすため、必ず治療しましょう。

虫歯になってしまったら、次から虫歯にならないように虫歯予防に関する知識をしっかり持つことも大切です。ハローデンタルクリニックでは、歯磨きや生活習慣等についてアドバイスや指導などを行っておりますので、今後虫歯について不安があれば、お気軽にご相談ください。

また、健口な歯を守るために幼い頃からの定期検診を行い予防することを強く推奨しております。大阪市の長堀橋・松屋町・谷町六丁目周辺にお住まいの方は是非ご相談下さい。

             

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