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歯医者の麻酔は子供でも安全?何歳から?麻酔の種類も解説

公開日:2022/08/24
更新日:2023/11/20
歯医者の麻酔は子供でも安全?何歳から?麻酔の種類も解説

子供は虫歯ができやすく、進行具合によっては麻酔治療が必要となるでしょう。しかし、小さな子供への麻酔は「本当に安全なの?」と不安になりますよね。

そこで今回は歯医者での子供の麻酔について、安全性や種類を解説します。

歯の治療で子供に麻酔を使っても大丈夫?

歯の治療で子供に麻酔を使っても大丈夫?
小児歯科では基本的に麻酔なしでの治療を行います。軽度の虫歯であれば神経を刺激しないため、麻酔を使わなくても痛みを感じません。

しかし、神経近くまで進行した重度の虫歯は、麻酔なしでは治療できないほどの痛みを伴います。多くの歯医者では小さな子供の場合、進行止めのお薬を塗布し、麻酔が使える年齢になるまで様子を見ます。

小学生などある程度の年齢になれば、麻酔を使った治療を提案する歯医者が多いでしょう。

麻酔は何歳からOK?

麻酔は0歳から投与できると言われていますが、小さな体には麻酔が負担になることもありおすすめはできません。

また、麻酔を使えば治療中に痛みを感じない反面、多くの歯医者で使用する「局所麻酔」は注射による痛みがあります。その痛みに耐えられず暴れてしまう子供も多く、基本的には進行止めで対処します。

最低でも多少の痛みに耐えられるようになる、6歳頃までは麻酔は使わない治療が理想です。麻酔が必要になる前に歯医者へ来院し、治療を始めるのが最も良い方法なので、ぜひ定期的な検診を習慣化してください。

歯医者さんでの麻酔!子供に危険・デメリットはある?

歯医者さんでの麻酔!子供に危険・デメリットはある?
多くの子供は歯医者さんで初めての麻酔を経験します。麻酔特有の感覚が苦手だったり、麻酔が体質に合わなかったりと様々なデメリットや危険性が考えられるでしょう。

子供へ麻酔を使用する際は、これらを理解した上で行うのが大切です。それぞれの注意点を見ていきましょう。

麻酔の注射が痛い

多くの歯医者では、虫歯治療の際に注射器で麻酔を歯茎に注入します。歯茎に針を刺すため当然痛みがあり、ここで歯医者が嫌いになる子供も少なくありません。

小児歯科では麻酔注射の前に表面麻酔を行い、注射器による痛みを軽減しているクリニックもあります。もし麻酔が必要な治療を検討している方は、こういった歯医者を選ぶと安心でしょう。

治療後もしばらく効果が続く

歯医者で使用する麻酔の効果は、1〜2時間ほど続きます。そのため治療後も麻酔が続き、そのしびれや違和感を不快に思う子供も多いです。

また不快感に加え、麻酔は感覚がなくなるので食事などにも支障をきたします。麻酔が効いている中で食事をすると、感覚のなさから舌や頬を強く噛んでしまい、怪我に繋がる可能性があります。

治療後はご褒美として食事やお菓子を与えたいところですが、最低でも治療から2時間は空けなければなりません。

アレルギーが出る可能性がある

麻酔は稀に偶発症が出る可能性があります。これまでに以下のような事例が報告されているので、危険性についても理解した上での治療が大切です。

・アレルギーによるアナフィラキシーショック
・過呼吸
・神経原性ショック
・麻酔中毒

これらは実際に麻酔を投与してみないと起こるか分からないため、少しでもリスクを下げるためにも子供が大きくなってからの使用がおすすめです。

小児科で使われる麻酔の種類とは

麻酔には様々な種類があります。歯医者で最も多く使われているのが、注射器で麻酔を歯茎に注入する「局所麻酔」です。

その他にも色々な麻酔法があるので、それぞれ解説していきます。

局所麻酔

局所麻酔
治療部位の歯茎に注射器で麻酔を注入する方法です。価格の安さや注入の手軽さから多くの虫歯治療で使用されていますが、注入時に痛みを感じるのがデメリットと言えるでしょう。

腕への注射に慣れている子供でも、歯茎の注射は痛みや違和感が強く泣いてしまうこともあります。一般的な方法ではあるものの大人でも痛いと感じる人も多く、一瞬ではありますが痛みによる我慢が必要です。

全身麻酔

全身麻酔
歯医者で全身麻酔はほとんど行いません。大人でも親知らずの手術などで稀に使用する程度で、小児歯科で全身麻酔は基本的にはないと思って良いでしょう。

笑気吸入鎮静法

笑気吸入鎮静法
鎮静作用のある笑気というガスを吸って、不安や恐怖心をなくしリラックスした状態にする麻酔法です。ぼーっとする感覚はあるものの眠りはしないので、完全に痛みを消せるわけではないのがデメリットです。

静脈内鎮静法

静脈内鎮静法
当院でも行っているのが、麻酔薬を点滴で血管内に入れる方法です。意識がほぼない状態になるので、眠っている間に治療が完了するのが最大のメリットでしょう。

麻酔薬の量は患者様に合わせて変更しているので、子供へ必要以上に投与することはありません。

局所麻酔による痛みが苦手な方や、治療中の感覚や音が怖い方にもおすすめできる麻酔法です。

子供の無痛治療ならハローデンタルクリニック

歯医者での子供への麻酔は、基本的にはおすすめできません。やはり重度の虫歯になる前に来院し、虫歯を治すのが最善策です。

しかし、子供は虫歯の進行が早くどうしても麻酔での治療が必要な場合もあります。その際は痛みの少ない局所麻酔や、寝ている間で治療が終わる静脈内鎮静法を選んでください。

ハローデンタルクリニックは子供も安心して通えるよう、無痛治療を提案しています。子供の歯の状態によっても最適な方法が異なるので、まずはお気軽にご相談ください。

             

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