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子供の乳歯に虫歯の穴があいたらすぐに歯医者へ治療を。白い・黒い虫歯や放置することによる永久歯への影響について

公開日:2022/08/26
更新日:2023/11/20
乳歯に虫歯の穴があいたらすぐに歯医者へ。 永久歯や放置することによる影響について

乳歯に虫歯の穴があいてしまったらすぐに歯医者へ

乳歯に虫歯の穴があいてしまったらすぐに歯医者へ
「乳歯に虫歯の穴があいているけど大丈夫?」「永久歯に生え変わるから放置してても大丈夫?」とお悩みではないでしょうか。結論、乳歯に穴を見つけたらすぐにお近くの歯医者へ行ってください。

乳歯の虫歯の穴があいているということは、その虫歯はかなり進行している可能性もあります。子どもが痛くないと言っていても必ず歯医者へいくことをおすすめいたします。

乳歯の虫歯が何が問題なのか?

乳歯の虫歯が何が問題なのか?
乳歯の虫歯を放置すると、次のような永久歯や顎の成長への悪影響があります。

永久歯の歯並びが悪くなる

乳歯に穴があくことで歯が小さくなり、隣接する歯との間に隙間が生じることで隣接する歯が傾き始めます。傾くことで隣接する歯が窮屈になるため、永久歯が生えるスペースが失われてしまいます。
それでも永久歯は傾いたまま生えてくるため、歯並びが悪くなります。

永久歯が変色する

永久歯は乳歯が生えているときには顎の中には既に存在します。そのため、乳歯の虫歯を放置すると根本まで虫歯が進行し、そのまま永久歯にも影響して変色していしまいます。

顎の発達が悪くなる

乳歯の虫歯を放置すると、「歯に穴があいていること」「痛みや違和感」から上手く顎を使って咀嚼できなくなります。結果的に顎の発達が悪くなりますし、活舌にも影響してきます。
また、食べやすいものを好んで食べるようになり、味が嫌いというよりも口の中に食べ物を入れた時の食感で好き嫌いを起こします。

乳歯の虫歯予防をしないことによる子供への影響

乳歯の虫歯予防をしないことによる子供への影響
「乳歯が虫歯になればすぐに歯医者へ行く」ですが、そもそも虫歯にならないように予防しておくことが理想です。もし、乳歯の虫歯予防をしていないことによる子供の影響は想像以上に大きいものです。

子供が通院に不慣れになる

影響の一つとして、子どもが通院に不慣れになるということです。虫歯予防のために定期健診に通っていれば、「歯医者は怖くない」と認識してくれます。ただ、虫歯になってから通い始めると、いきなり知らない場所に連れてこられて歯の中に器具を入れるわけですから子どもが「歯医者は怖いところ」と認識してしまいます。
定期健診は虫歯予防が主な目的ではありますが、通院に慣れてもらうというのも目的の一つでもあります。

虫歯に対する予防意識が低くなる

子どもが成長した際に虫歯に対する予防意識が下がることも考えられます。例えば、虫歯になっても「痛くないからまだ大丈夫」という認識ができ、「痛くなったら歯医者に行く」という考えになってしまいます。
虫歯はならないことが一番ですし、仮に虫歯になってしまってもすぐに治療したほうがやはり良いです。
小さい頃からの習慣が成長した時にも影響があるので、乳歯の頃から虫歯予防をしていきましょう。

乳歯の虫歯について知っておきたいこと

乳歯の虫歯について知っておきたいこと
「まだ虫歯になっていないけど、乳歯の虫歯について気になる」という方向けに乳歯の虫歯について説明いたします。

歯と歯の間に虫歯ができやすい

乳歯の虫歯ができやすい所は歯と歯の間です。特に奥歯の間は見た目では分かりづらいため、レントゲンを撮ってからはじめて気づいたというケースもあります。

乳歯の虫歯は最初は黒ではなく白

乳歯の虫歯は大人のような黒い虫歯ではなく、白いことが多いため気付かずに虫歯が進行するということがあります。黒い虫歯は進行がゆっくりなのに対して、白い虫歯は進行が早いため、見つけ次第すぐに歯医者にいくことをおすすめいたします。

虫歯の進行に気づきにくい

子どもは痛みの感覚が発達しておらず、虫歯の進行が気付きにくいです。痛みを感じる頃には歯に穴があいていて、食べ物が詰まって歯茎が腫れてから虫歯の進行に気付く場合が多いです。
痛みもずっとあるわけではなく、痛みが出たり引いたりするため放置してしまうこともあります。基本的には仕上げ磨きや子どもの口の中を丁寧に観察し、変化があれば歯医者へ行くようにしましょう。

食事の変化によって虫歯の進行が進む

子どもも成長するにつれて食べられる食べ物の幅も広がります。特に甘い物を与えすぎると、好んで甘いものを食べるようになり、虫歯の原因であるミュータンス菌が酸を出し、歯を溶かしていきます。
乳歯の虫歯の進行が劇的に早くなるため、定期的な歯の検診が大切です。

乳歯はエナメル質が薄い

歯の表面はエナメル質で覆われていますが、乳歯のエナメル質は大人の半分程度しかありません。食事のたびに歯は少し溶けますが、溶けた歯を戻す再石灰化を起こすことで元通りになります。しかし、乳歯はエナメル質が薄いため、その下の柔らかい象牙質まで入ると虫歯は一気に広がってしまいます。

乳歯の虫歯は神経へ早く進行してしまう

乳歯はエナメル質から象牙質までの厚みが薄いため、虫歯になるとすぐに神経に進行してしまいます。乳歯から永久歯に生え変わるためにも健康な神経は必要不可欠です。

まとめ

乳歯が虫歯で穴があいていることに気付いたらすぐに歯医者へ行ってください。永久歯や顎の発達にも影響するので、放置してはいけません。
まだ虫歯になっていないという場合も定期検診には行くようにしましょう。乳歯の虫歯は白いことが多いため、非常に気付きにくいです。定期検診で見てもらうことで早期発見に繋がります。
子どもの虫歯に対する予防意識を高め、歯医者のイメージを払拭するためにも、小さい頃から歯医者に通うことをおすすめいたします。

大阪市の長堀橋・松屋町周辺にお住みの方はハローデンタルクリニックにご相談下さい。当日予約も承っております。歯医者に苦手意識のある子供でも通っていただけやすいように心がけております。また、歯ブラシ指導も行っております。子供の歯についてお困りごとあれば、お気軽にご相談下さい。

             

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