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一期治療の矯正とは?メリット・デメリットや二期治療とあわせて解説

公開日:2024/04/20
更新日:2024/04/19
一期治療の矯正とは?メリット・デメリットや二期治療とあわせて解説

一期治療とは?

一期治療とは、主に6歳から12歳の間、乳歯が永久歯に生え変わる時期に行う矯正治療のことです。
一期治療の矯正では、顎の成長を利用して上下の顎骨の形やバランスを整えることで永久歯が綺麗に生えるスペースを確保します。

一期治療を行うことで、将来的な歯並びや噛み合わせの悪化を予防します。

一期治療の矯正治療開始時期

一期治療の開始時期は、乳歯が永久歯に生え変わりはじめる6歳頃からとされています。
しかし、顎の成長具合によっては早い子どもだと3歳頃から開始するケースもあります。

一期治療が必要かどうかは親御さんが判断することはできませんので、歯科医院で精密検査と歯科医師によるカウンセリング・診断を受け、治療を検討しましょう。

一期治療の矯正治療の期間(個人差あり)

一期治療の期間は、子どもの症状や成長の速さによって異なりますが、おおむね2年〜4年程度が目安です。
この期間中、定期的に歯科医院を訪れ、治療の進行状況をチェックし、必要に応じて調整を行います。

一期治療で使用される矯正装置

一期治療で使用される装置には、マウスピース型装置や、顎の成長を促すための拡大装置、マルチブラケット(ワイヤー矯正)などが含まれます。
矯正装置の種類については、下記の記事にて詳しく紹介しておりますので、ぜひあわせてご覧ください。

一期治療だけで矯正が終わるケースはある?

一期治療だけで十分な効果が得られるケースもあります。
特に、顎の問題点が大きく、早期に治療を始めた場合、二期治療へ進まずに終了することができます。
しかし、これは子どもの成長や治療の進行具合によって異なるため、全ての子どもにあてはまるということではないため、ご注意ください。

二期治療とは?

二期治療は、一期治療の終了後、永久歯がほぼすべて生え揃った12歳以降に開始される矯正治療です。
いわゆる成人矯正と同じです。
生え揃った永久歯の歯並びに改善点がある場合に矯正を行います。

先に一期治療をしておくことで永久歯が明らかに不正な位置に生えることはなく、おおよそ正しい位置に生えます。
そのため、二期治療では永久歯の抜歯をせずに歯並びを改善できる可能性は高くなります。

二期治療の矯正治療開始時期

二期治療は通常、12歳以降、永久歯がほぼ全て生え揃った後に開始します。この時期に治療を行うことで、永久歯の位置を最終調整し、歯並びのバランスを整えていきます。
ニ期治療の内容は成人矯正と同じですが、一期治療をしているかどうかで二期治療の治療期間や抜歯の有無などが変わります。

二期治療の矯正治療の期間(個人差あり)

二期治療の期間は、個人の症状によって異なりますが、一般的には2年〜3年が目安です。
定期的な診療と調整を通じて、歯並びと噛み合わせを改善していきます。

二期治療で使用される矯正装置

二期治療では、マルチブラケット(ワイヤー矯正)やマウスピース型装置が使用されます。
一期治療をしていない場合は、抜歯が必要になる可能性が高くなり、場合によっては外科手術を行うこともあります。

二期治療から始められる?

一期治療を終えて二期治療を行うことが理想ではありますが、状況によっては二期治療から開始するケースもあります。
子どもの顎が正常に成長し、永久歯が生えるスペースが十分な場合は一期治療をせずに、二期治療から始めることがあります。
また、大人になってから歯並びが気になり始めて、矯正を受けられる方も多くいらっしゃいます。

一期治療から矯正をはじめるメリット・デメリット

一期治療から矯正を始めることには、多くのメリットがありますが、一部のデメリットも存在します。
メリット・デメリットの両方を理解することで、子どもにとって最適な選択をすることができますので、ぜひご覧ください。

メリット

一期治療のメリットは次の通りです。

  • ・顎の成長を利用して、永久歯が生えるスペースを確保できる
  • ・将来的に抜歯を伴う矯正治療の可能性を下げられる
  • ・大人になってからの矯正期間が短くなることがある
  • ・口呼吸の改善や扁桃腺肥大の予防にも効果的
  • ・歯に関するコンプレックス解消に繋がる

デメリット

一期治療のデメリットは次の通りです。

  • ・顎の成長が終わるまで継続的に矯正を行う場合は、治療期間が長くなる
  • ・子どものストレスになる場合がある
  • ・子どもの協力が必要不可欠
  • ・親御さんの協力も必要不可欠
  • ・お口の中が清潔に保ちにくいため、虫歯になりやすくなる

一期治療、二期治療に関するよくある質問

一期治療と二期治療に関して、よくある質問をまとめております。ぜひご覧ください。

一期治療から始めた方が治療費用は安くなりますか?

一期治療から始めた場合、長期的に見て二期治療の必要性が減る可能性があるため、結果として費用が抑えられるケースもあります。
しかし、治療費用は、治療の内容や期間、使用する装置、矯正治療をお願いする歯科医院などによって異なるため、必ずしも安くなるとは限りません。

一期治療から始めたいですが、子どもが続けられるか不安です

一期治療はお子さんの協力は必要不可欠ですが、矯正装置を嫌がるお子さんもいらっしゃいます。
矯正を行う前に十分にお子さんに説明し、納得して続けられそうなら治療を検討してみてください。
難しそうでしたら、急がずに協力してくれるようになる年齢になる頃に再度聞いてみると良いでしょう。
大抵の場合、装置を装着して1週間ほどで気にならなくなるお子さんがほとんどです。

まとめ

一期治療と二期治療について説明してまいりました。一期治療の開始目安は6歳頃から、早い子どもだと3歳頃です。二期治療から始めることも可能ですが、抜歯や外科手術を必要になるケースもあるため、一期治療からの矯正治療開始が望ましいです。

子どもが小さいうちから矯正を始めたいという方は、お近くの歯科医院へご相談してみることをおすすめいたします。

大阪の長堀橋・松屋町・谷町六丁目近辺にお住いで、子供の歯並びや顎の成長状態が気になるという方は、ハローデンタルクリニックにご相談下さい。
子供の矯正について誠実に、真摯に対応いたします。

             

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