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子供の矯正の種類について|小児矯正で使用する矯正装置を紹介!

公開日:2023/08/10
更新日:2023/12/27
子供の矯正の種類について|小児矯正で使用する矯正装置を紹介!

矯正にはどのような種類があるのか気になるものだと思います。また、子供と言っても、乳歯・永久歯が混合している、永久歯が生え揃っていると様々です。

矯正時期、子供の症状、医院の治療方針などによって矯正の方法は異なります。

そこで今回は、矯正の種類について3~12歳までと、永久歯が生え揃う中学生以降に分けて紹介いたします。

子供の矯正の種類【3~12歳まで】

矯正の種類を大きく分けると、次の3種類です。

・可撤式矯正装置
・固定式矯正装置
・顎外固定装置

3~12歳の矯正目的は、顎の骨の成長を正しく促すことで、永久歯が生えるスペースを確保するためです。この目的のために上記3種類のうちいずれかの装置を用いて、治療を行います。

可撤式矯正装置の種類

可撤式矯正装置とは、取り外しができる装置のことです。子供でも簡単に装置を取り外しできる反面、子供が付けるのを嫌がるとなかなか効果が出ません。

可撤式矯正装置の種類は次の通りです。

拡大床

拡大床
ネジの力で狭い上顎と下顎の幅を横へ広げるための装置です。広げる力自体は弱いため、長期間かけて徐々に幅を広げていきます。装着時間は症状によりますが、12~15時間程度が目安です。

バイオネーター

下顎の成長が上顎と比較して十分ではなく、上顎が前に出てしまっている場合に使用される装置です。筋肉の動きを利用して、下顎が前方に成長するようにします。ワイヤーとプラスチックで出来ており、ネジで装置の幅を調整していきます。

就寝中に装着するため、学校や食事の時間は外すことはでき、痛みが少ないのが特徴ですが、慣れるまで違和感があり、就寝中に無意識に取り外してしまう心配はあります。

リップバンパー

下顎の歯列を拡大するための装置です。歯列は唇や筋肉から圧力がかかると狭くなってしまうため、この圧力を排除して、舌の筋力で歯並びを拡大します。1日20時間近く装着したままでいる必要があり、小さくて紛失しやすいという心配もあります。

ムーシールド

ムーシールド
取り外しができるマウスピース型の装置です。筋肉のバランスが悪く、受け口(しゃくれ)になってしまった場合に使用します。舌や口周りの筋肉を鍛え、舌を正しい位置に保つことで歯列改善を促します。

ツインブロック

下顎が奥に引っ込んでいて、出っ歯になってしまった場合に使用される装置です。上下両方の顎に装着し、噛むタイミングで上下の装置が滑り台のように滑り、下顎を正しい位置に誘導します。バイオネーターより維持力があり、寝ているときに無意識のうちに装置がはずれる可能性が少ないです。

F.K.O(アクチバトール)

下顎の成長が停滞し、上顎が前に出てしまうことによる噛み合わせが深くなり過ぎたり、出っ歯になった場合に使用する装置です。顎のズレを防ぐために上下がワンセットになった装置を口の中に入れて、正しい噛み合わせへ誘導し、下顎の成長を促します。

インビザライン・ファースト

インビザライン・ファースト
歯型に合わせた透明なマウスピース型の装置です。下顎を前方に成長させながら、歯並びを少しずつ正常な位置に動かしていきます。1日の装着時間は20時間前後と長く、食事と歯磨き以外は装着している必要があります。
また、骨格や顎の状態によって適応外になることもあります。

プレオルソ

プレオルソ
柔らかい素材のマウスピース型の装置で、舌や唇などのお口周りの筋肉のバランスを整える機能的矯正装置です。また、お口ぽかん、口呼吸、舌の癖の改善するための装置として大きな効果を発揮します。

固定式矯正装置の種類

固定式矯正装置とは、歯に矯正器具を付け、取り外しができない装置のことです。固定式になるため紛失の心配はありません。また、子供が自分で装置を外すことができないため、効果が出やすいのも特徴です。しかし、磨き残しが起きやすく、虫歯リスクが上がるというデメリットがあります。

固定式矯正装置の種類は次の通りです。

急速拡大装置

急速拡大装置
急速拡大装置は、永久歯の土台となるスペースを拡大する装置です。個人差はありますが、1ヵ月ほどでスペースを拡大できる場合もあります。

顎の発育は、上顎が受け皿ですので下顎の歯並びが狭いあるいは歯並びの問題は殆ど上顎の発育不全からなるケースが殆どです。そして上顎でも同様に狭くなってるからこそ、歯並びが悪くなってしまいます。

抜歯をしてスペースを空ける方法もありますが、土台を広げて歯を並べないと元に戻ってしまいます。

上顎に装置を付け、短期間で何度もネジを回してスペースを拡大します。ネジを回す頻度は医師の指示に従って親御さんに回して頂きます。

上顎骨が成長しきる(目安ですが女の子ですと9〜10歳、男の子では12歳頃まで)ごろまでの、歯並びの乱れが大きな子供が抜歯をせずに歯並びの改善を行えるケースの場合に急速拡大装置を使用します。

スペースが拡大したあとも、元に戻らないように装置を少しの間は装着しておかなければなりません。

固定式拡大装置(GMD・ディスタルジェット・クワドヘリックス・バイヘリックス)

奥歯に器具を固定し、歯列を動かす装置です。歯の位置をずらしてスペースを確保するため、抜歯しなくても歯並び矯正がしやすいです。

固定式拡大装置には次のようにいくつかの種類があります。

・リング状の器具で4番と6歳臼歯を固定して6番を後方に移動させる「GMD」
・バネの力を利用して奥歯を動かす「ディスタルジェット」
・上顎の拡大に使われる「クワドヘリックス」
・下顎の矯正に使われる「バイヘリックス」

リンガルアーチ

リンガルアーチ
乳歯が抜けた後に生えてくる永久歯のスペースを確保、もしくは上下の歯の咬み合わせが逆になっている反対咬合の治療のために使用する装置です。歯の裏側に沿って通した針金を左右の奥歯と繋げます。

裏側に装着するため、外見からは矯正中と分かりにくく、痛みも少ないです。しかし、装置を外すことができないため、舌や指で触ってしまったり、歯磨きしても汚れがしっかり取れないといったことが起きやすいです。

タングガード

舌で前歯を押さないようにするための装置です。舌を前に突き出して歯を押してしまう癖のある子供は、少しずつ上下の歯が噛み合わなくなり、口が閉じにくくなることがあります。
癖の改善と防止のために使用されます。

部分ワイヤー

部分ワイヤー
部分的に前歯の歯並びを矯正する装置です。奥歯の2本を土台として、前歯4~6本にブラケット(歯の表面につける装置)を取り付けてワイヤーを通します。

反対咬合や上顎前突の矯正に使われることもあり、症状によってはヘッドギアやフェイスマスクなども併用します。部分矯正ですので、期間が早く終わったり全顎矯正よりも費用が安く済む面がメリットです。
デメリットとしては、歯の表面にワイヤーを通すため、矯正していることが目立ってしまいます。

顎外固定装置の種類

顎外固定装置とは、顔の外に装置を固定し、矯正をしていく装置のことです。顎やおでこに装置を固定し、矯正を行います。

顎外固定装置の種類は次の通りです。

上顎前方牽引装置

上顎前方牽引装置とは、上顎骨を前方に成長させる装置です。フェイシャルマスクについているフックと、口の中の装置に付属しているフックを矯正用ゴムで連結し、牽引力をかけます。上顎の成長が下顎に比べて停滞してしまっている時に使用します

チンキャップ

チンキャップ
チンキャップとは、下顎の成長を抑制させるための装置です。帽子のように被り、下顎にカップ状のものを当てて、下顎を抑える形になります。下顎が成長しすぎて(過成長)、受け口になってしまった場合に使用します。

ヘッドギア

ヘッドギア
ヘッドギアとは、上顎の成長を抑える装置です。帽子のような部分と、口の中に装着する部分があり、口と頭を繋ぐ部分の3つのパーツから構成されている装置です。
上顎が成長しすぎて、出っ歯になっている、上の奥歯が前に出ている場合などに使用します。

中学生以降の子供の矯正の種類

中学生以降は永久歯が生え揃った状態での矯正治療になるため、大人の矯正治療と同じです。ここでは、代表的な3種類の矯正について紹介いたします。

ワイヤー矯正(表側矯正)

歯の表側にブラケットを取り付け、そこにワイヤーを通して歯並びを矯正します。歯の表側にワイヤーを装着しているため、目立ちやすいというデメリットがあります。

メリットとして、対応可能症例の幅も広いため、難しい症例でも対応できることもあります。歯を動かしやすく、治療期間の短縮に繋がる可能性があります。

ワイヤー矯正(裏側矯正)

歯の裏側にブラケットを取り付け、ワイヤーを通して歯並びを矯正します。ワイヤーが正面から見えにくいため、目立たないというメリットがありますが、裏側矯正を行うためには、歯科医師に高い技術力が求められるため、表側矯正よりも費用は高くなります。

また、裏側にワイヤーを通すため、表側より短いワイヤーを取り付けます。ワイヤーが短くなると、加わる力も強く伝わるため、調整が非常に難しいです。

マウスピース矯正

マウスピース矯正とは、ワイヤーやブラケットを使わずに、透明なマウスピース型の装置を用いて、歯を動かす矯正方法です。マウスピース矯正のメリットは、透明なため目立ちにくいことや、食事や歯磨きの際は取り外すことができ、口の中を清潔に保つことができることです。
デメリットとしては、1日20時間程度はマウスピースを装着しなければならず、付け外しが自由な反面、ご本人の装着努力によって効果が左右されてしまうことです。
また症例によって適応が限られるというデメリットもあります。

子供の矯正の種類は様々。子供の年齢と症状によって矯正方法は変わります

以上、子供の矯正の種類について簡単に紹介していきました。特に乳歯と永久歯が混合している混合歯列時期の矯正の種類は多くあり、どの矯正方法が合っているのか分からないと思います。

また歯の生え変わりの時期は、歯並びの問題が多く発生する時期でもありますので早期に受診をし適切な診断を受け続ける事をオススメします。

子供が受け口なのか、出っ歯なのかなど、歯並びの症状や顎の成長発育具合によって矯正方法が異なります。

大阪の長堀橋・松屋町・谷町六丁目近辺でお住いの方は、ハローデンタルクリニックにご相談下さい。子供の症状に合わせた矯正をご提案いたします。

             

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