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2~6歳頃の子供が「歯が痛い」と訴えた場合の原因と対処法を解説

公開日:2023/04/05
更新日:2023/11/13
子供が歯が痛いと訴えた場合の原因と対処法を解説

子供が「歯が痛い」と訴えた場合の原因

子供が「歯が痛い」と訴えた場合の原因
突然、子供が歯の痛みを訴えたとき、とても心配になるかと思います。ここでは、歯が痛い原因について簡単に紹介いたします。

虫歯による痛み

まず考えられるのが、「虫歯による痛み」です。

虫歯は、歯の一番外側にある「エナメル質」に穴が空き、その次にある層の「象牙質(ぞうげしつ)」や「神経」に刺激が加わることで、痛みを感じます。

子供の歯(乳歯)は、大人の歯に比べて表面を覆っているエナメル質が薄くて柔らかいです。そのため、虫歯の進行が早く、気付いたときにはかなり進行していることがあります。

乳歯の虫歯を放置すると、永久歯にも悪影響を及ぼしますので、乳歯でも治療を行いましょう。

歯の生え変わりによる痛み

子供特有の、「歯の生え変わりによる痛み」も考えられます。下から生えてくる永久歯の神経が圧迫されたり、抜けそうな乳歯の周りの歯茎が炎症を起こすことによって痛みが生じることがあります。

あまりに痛みがひどい場合は、お近くの歯科医院へ相談しましょう。

歯が折れている、又は欠けている

顔面を強打し、歯が折れたり欠けたりすることで、歯髄(しずい)に達すると痛みを引き起こします。痛みがひどい場合は、鎮痛剤の服用や患部を冷やすなどして応急処置を行いましょう。

また、折れた・欠けた場所から細菌の感染を防ぐために、できるだけ早く歯科医院へ受診をおすすめいたします。

口内炎による痛み

子供が「歯が痛い」と訴えてきても、実は口内炎による痛みだったということもあります。幼い子供には口内炎の痛みを、歯の痛みと勘違いしてしまうこともあります。

口内炎の有無も一緒に確認するようにしましょう。

中耳炎による痛みを勘違いしている

中耳炎になると、頬や耳付近に痛みを感じます。この痛みを歯の痛みと勘違いする子供も少なくありません。歯を確認して何も問題なければ、中耳炎による痛みの可能性も探ってみましょう。

中耳炎の可能性が高い場合、速やかに耳鼻咽喉科への受診をおすすめいたします。

知覚過敏による痛み

「知覚過敏=大人がなるもの」とイメージしてしまいますが、年齢に関係なく起こるものです。知覚過敏は、エナメル質が傷付き、象牙質がむき出しになったところに、飲食をすることで痛みを感じます。

知覚過敏にならないために、力強くブラッシングしない。極端に冷たいものや熱いものを避けるなど、注意しましょう。

子供の歯が痛い場合の対処方法

子供の歯が痛い場合の対処方法
ここでは、子供が歯が痛いと訴えてきたときの対処方法について紹介いたします。

小児用の鎮痛剤を使用する

小児用の鎮痛剤を服用するのが、一番効果が高い可能性があります。市販のものを使う場合は、服用方法をよく読んだうえで、小児用の薬を服用しましょう。

歯の汚れを取り除く

痛みを感じる歯の周りの汚れを取り除くだけでも痛みを和らげることもあります。子供の歯は大人よりすき間があるため、食べ物が挟まりやすくなっています。挟まった食べ物が神経を圧迫して痛みを感じる場合があります。

水でゆすいだり、軽く歯磨きなどをして、口の中を清潔にし、痛みを感じる歯の周辺の汚れを取り除くようにしましょう。

患部を冷やす

濡れたタオルや保冷剤などで患部を冷やすと良いでしょう。冷やすことで痛みを緩和すると言われています。ただし、冷やしすぎには注意しましょう。

夜間や休日に受診可能な歯科医院 or 救急病院へ行く

休日や夜間に痛みを訴えてきて、応急処置をしても痛みが引かないという場合は、夜間や休日に受診可能な歯科医院や、救急病院も視野に入れましょう。

【注意!】子供の歯が痛いときにやってはいけないこと

【注意!】子供の歯が痛いときにやってはいけないこと
ここでは、歯が痛いときにやってはいけないことを紹介いたします。

患部を触る

患部を触ると細菌が入り、悪化する場合があります。つい触って確認したい気持ちは分かりますが、痛いときはできるだけ触らずに応急処置をしましょう。

激しい運動を行う

激しい運動を行うと、血行が良くなり、痛みが増します。また、お風呂に浸かるのも血行促進の原因になるため、控えた方が良いです。痛みが取れるまでは一旦安静に過ごすことを意識しましょう。

熱い物・冷たい物・硬い物を食べる

熱い物・冷たい物・硬い物を食べると、患部に刺激を受け、痛みをさらに感じたり、歯と歯の間に食べ物が挟まると、圧迫されるため痛みを感じやすくなります。なるべく、常温のものや柔らかいものを食べるようにしましょう。

放置する

最もやってしまいがちですが、痛みを感じるということは、何かしらのトラブルが発生しているということです。放置して痛みが引くのを待つというのはやめましょう。痛みが引いたあとも放置せず、適切な病院で受診することをおすすめいたします。

歯が痛くならないように「予防」が大事!

歯が痛くならないように「予防」が大事!
「歯が痛い」と子供から言われると、親御さんとしてはとても心配になるかと思います。歯医者に連れていきたいけど、時間もないし、子供が嫌がるなど様々な問題が立ちはだかります。

歯に関するトラブルが起きてしまったら、歯科医院へ相談するしかありませんが、今後、同じようなことが起こらないように務めるのも大切です。

「歯が痛い」と子供から言われないための”予防”への関心を親子で高めるようにしましょう。数か月に1回、少なくとも3ヶ月に1度は定期的に歯科検診を行うだけで、事前に歯に関するトラブルを避けることができます。

「虫歯でもないのに歯医者に行くのは少し面倒」と感じるかもしれませんが、虫歯になったことを考えると、定期検診のほうが楽でおすすめです。「虫歯になったら歯医者に行くのではなく」、「虫歯にならないために歯医者に行く」と考えることをおすすめいたします。

ハローデンタルクリニックでは、健口な歯を守るために幼い頃からの定期検診を行い予防することを強く推奨しております。大阪市の長堀橋・松屋町・谷町6丁目周辺にお住まいの方は是非ご相談下さい。

             

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