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口腔外科
口腔外科とは
口腔外科は、虫歯や歯周病以外のお口の中や顎の疾患を専門に治療する診療科です。お口の中に起きるトラブルは多岐にわたり、親知らずの抜歯、あごの痛み、口内炎、口の乾燥、しこりなど、さまざまな症状に対応しています。
ハローデンタルクリニックの口腔外科では、大学病院や総合病院での豊富な診療経験を持つ口腔外科認定医が診療を担当しており、安心して治療を受けていただけます。口腔外科は、歯や歯ぐきの問題に加え、口腔内全体や顎の周辺部の治療を含めた広い範囲をカバーしています。
日本口腔外科学会認定の口腔外科認定医
口腔外科認定医は6年以上の研修と試験を経て資格を取得し、ほとんどが大学病院や総合病院で勤務しています。認定医が在籍する歯科医院は大阪府内でも約50医院と少なく、当クリニックはその中のひとつでもあり、専門性の高い治療をご提供しています。
口腔外科の対象となる治療
親知らずの抜歯
親知らずが正常にはえず、痛みや炎症を引き起こすことがあります。特に、横向きや埋伏している親知らずは、周囲の歯や歯ぐきに悪影響を及ぼすため、早めの抜歯が推奨されます。
顎関節症
顎が痛む、口が開けにくい、カクカクと音が鳴るなどの症状が見られる場合、顎関節症の可能性があります。噛み合わせや歯ぎしり、ストレスが原因で引き起こされることが多いため、治療はマウスピースや投薬を中心におこなわれます。
口内炎や口の中のしこり
長引く口内炎やお口の中にできたしこりは、良性のポリープであることが多いですが、場合によっては口腔がんの可能性もあります。特に治りにくい場合は、専門的な診断が必要です。
インプラント治療のサポート
インプラント治療において、骨の不足や手術への不安がある方も、口腔外科で適切な処置をおこなうことで、インプラントの成功率を高めることが可能です。骨造成や鎮静療法を併用し、より安全で快適な治療を提供しています。
歯ぎしりやいびき
歯ぎしりやいびきが続くと、歯や顎関節に悪影響を及ぼします。口腔外科では、これらの問題に対しても、専用のマウスピースを使った治療を提供しています。特にいびきがひどい場合、睡眠時無呼吸症候群が関連していることがあり、内科や耳鼻科とも連携しながら治療を進めることが可能です。
口唇裂・口蓋裂の治療
口唇裂や口蓋裂は、先天性の疾患であり、早期の対応が必要です。当クリニックでは、新生児から成人まで、専門的な診療をおこない、必要に応じて高度先端医療をおこなっている大学病院と連携し、口腔内の健康を維持しながら日常生活をサポートします。
ハローデンタルクリニックの口腔外科治療
当クリニックでは、患者さんお一人ひとりの状態をしっかりと把握し、安心して治療を受けていただける環境を整えています。特に、インプラント治療や親知らずの抜歯など、外科的な処置に対しては、必要に応じて鎮静療法(セデーション)をおこない、ストレスの少ない治療をご提供します。また、大学病院レベルのCT設備を活用して、精密な診断をおこなうことで、より安全で確実な治療を実現しています。
安全な口腔外科治療のために
口腔外科では、外科的な処置が多いため、事前の診断や治療計画が非常に重要となります。当クリニックでは、患者さんの全身状態も考慮しながら、安心して治療を受けていただけるよう、高血圧や糖尿病などの持病がある方は主治医との連携とりながら、しっかりとした管理のもとで治療をおこないますので、ご安心ください。
手術後のケアやメンテナンスを大切に
口腔外科治療において、手術後のケアやメンテナンスも非常に重要です。当クリニックでは、術後の経過を定期的にチェックし、再発や新たな問題がないかを確認しながら、患者さんの口腔内の健康をお守りします。
口腔粘膜疾患外来
口腔粘膜疾患について
口腔粘膜は、口腔内の組織を覆う上皮です。この上皮にさまざまな病気が発生することがあります。ウイルスや細菌、真菌(カビ)による感染症、薬物や食物によるアレルギー性疾患、免疫系に関わる病気、さらには「がん」などの悪性腫瘍が含まれます。また、全身疾患の症状が口腔粘膜に現れることもあり、正確な診断が重要です。中には原因不明の病気や治療が難しい病気もあるため、専門的な知識と経験が不可欠です。
口腔がんについて
口腔粘膜疾患の中でも、最も重大な病気の一つが「口腔がん」です。口腔がんの多くは粘膜の表面から発生する「扁平上皮癌」で、舌縁(舌の横側)や歯肉、口腔底(舌の下)に多く見られます。口腔がんは初期には痛みや目立った症状がないことが多いため、早期発見が困難です。そのため、定期的な口腔粘膜の検診が非常に重要となります。
主な口腔がんの症状
- 白斑(白くなる)
- 紅斑(赤くなる)
- びらん(ただれる)
- 潰瘍(長期間治らない)
- 腫瘤(しこり)
初期段階では口内炎や入れ歯による傷と誤診されることもあるため、専門医による診断が重要です。口腔がんの疑いがある場合は、早期に適切な診察と治療をおこなうことで、治療の成功率を高めることができます。
よく見られる口腔粘膜疾患
口腔扁平苔癬
免疫異常やウイルス性肝炎が原因とされる病気で、紅色の粘膜に白い網目模様が現れるのが特徴です。治癒が難しく、定期的な経過観察が必要です。
口腔カンジダ症
免疫力の低下や長期間の抗生物質使用が原因で、口腔内に真菌が繁殖する病気です。特に高齢者や免疫が低下している方に多く見られます。
白板症
口腔がんの前癌病変とされることがあり、白い斑点が見られます。早期発見と治療が非常に重要です。
ハローデンタルクリニックの口腔粘膜疾患外来
口腔粘膜疾患外来では、命に関わる病気を含む口腔内のさまざまな疾患に対応しています。お口の中は粘膜に覆われており、がんやウイルス感染症、免疫系の異常による病気などが発生することがあります。ハローデンタルクリニックでは、長年にわたり大学病院口腔外科で診療経験を積んだ専門医が、口腔粘膜疾患の早期発見と治療に努めています。口腔粘膜疾患の中には、全身疾患の一部として現れるものや、放置すると命に関わる病気もあります。患者さんの不安に寄り添いながら、わかりやすい説明を心がけ、必要に応じて関連する専門機関との連携をおこない、最適な治療計画を立てることができます。
お口の中に異変を感じた場合や、
治りにくい口内炎やしこりが
ある場合は、早めにご相談ください。
定期的な検診も、病気の予防や早期発見につながります。