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【0歳~6歳】乳歯に隙間がないことによる影響と対処法

公開日:2024/10/24
更新日:2024/10/24
【0歳~6歳】乳歯に隙間がないことによる影響と対処法

「子供の乳歯に隙間がないけど、大丈夫なのかな?」と心配されていませんか?将来の歯並びや虫歯のリスクについて不安になる親御さんも多いでしょう。

お子さんの歯については親としてとても気になるポイントですよね。この記事では、乳歯に隙間がないことについてや、隙間を作るために日常生活でできる対策、小児矯正が必要なタイミングなどを分かりやすく解説しています。

お子さんの笑顔と健やかな成長をサポートするために、ぜひ参考にしてください。

乳歯に隙間がないことによる影響

まず、乳歯に隙間がないことによる影響は次の通りです。

虫歯を引き起こしやすくなることもある

乳歯は歯が柔らかい分、虫歯になりやすいです。乳歯に隙間がないと、歯磨きで汚れを取り除くことが難しくなり、歯と歯の間に汚れが蓄積しやすくなってしまうと、結果的に虫歯リスクが高くなります。乳歯の虫歯は発見が遅れるケースもあるため、虫歯がかなり進行している場合は、抜歯に至るケースもあります。乳歯を抜歯すると、永久歯の歯並びに悪影響を与えます。

永久歯が正しい位置に生えるスペースを確保できない

乳歯の段階で歯と歯の間に隙間がないと、永久歯が正しい位置に生えないことがあります。永久歯は乳歯より大きいため、乳歯の段階で隙間がないと、永久歯のスペースを確保ができません。結果的に、歯並びが悪くなることがあります。

いつ乳歯に隙間がないことを心配すべき?

お子さんの年齢によっては乳歯に隙間が無い状態でも問題ないことがあります。ただ、永久歯が生える前くらいになると、隙間がないと歯並びに影響するため、注意が必要です。

0~4歳まではまだ隙間が無くても大丈夫

乳歯は生後6ヵ月頃から生え始め、2歳半頃には生え揃います。3歳には硬い食べ物を咀嚼して食べられるようになり、4歳頃に乳歯列が出来上がります。乳歯列は永久歯の歯並びに大きく影響するもので、歯と歯の間に少しずつ隙間があるのが理想です。

0~4歳頃までは乳歯列がまだ出来上がっていない状態ですので、この乳歯列が出来上がったときに隙間が無ければ、相談するタイミングとなります。

5~6歳頃には注意が必要

通常5~6歳頃の子どもの歯には隙間が空いています。これは発育空隙(はついくくうげき)と呼ばれているもので、永久歯が生えるために必要なスペースです。しかし、5~6歳頃になっても隙間が無い場合は、あごの発育不足で隙間が全くない子どももいます。

この頃になっても歯に隙間が無い場合は、注意が必要です。

0~4歳頃からできる乳歯に隙間を作る方法

乳歯列が出来上がる前に、乳歯間に隙間ができるように日頃から意識することがありますので、紹介いたします。

しっかりとよく噛んで食べる

乳歯間に隙間ができるようにするには、顎の骨をしっかり成長させるための「よく噛んで食べる習慣」が必要不可欠です。何度も噛まないと飲み込めない食べ物を料理に積極的に取り入れて、噛む習慣を作りましょう。

噛み応えのある食べ物として、食物繊維が豊富な野菜や海藻、きのこ、お肉の薄切りやブロック肉などがあります。

噛み癖が治るように工夫する

爪や洋服、指などの噛み癖は噛み合わせに影響します。

また食事の際に右だけあるいは左だけで噛み続けていてたりすると影響がでます。

噛み癖はお子さんがストレスや不安を持っている、落ち着けない環境にいるなどの原因で行っている可能性があります。注意するだけでは改善されない場合は、周囲の環境を改善するように取り組んでみましょう。

歯科医院でトレーニングする

生活習慣の改善のほかにも、歯科医院でのトレーニングもおすすめです。口の体操や舌の位置の説明、舌の使い方の練習、専用道具を使った筋肉トレーニングなどがあります。

5~6歳頃になっても乳歯に隙間がない場合の小児矯正をご検討ください

小児矯正では、顎の成長を促し、永久歯が正しく生えるように矯正していきます。次のような矯正器具を用います。

  • ・急速拡大装置
  • ・床矯正
  • ・ワイヤー矯正
  • ・マウスピース矯正
  • ・ヘッドギア

小児矯正の矯正器具は様々です。歯科医院に相談し、適切な器具を選んでもらい、治療をしましょう。

よくあるご質問

ここでは、乳歯の隙間に関するよくあるご質問をまとめております。

乳歯の隙間はいつからできるのですか?

個人差はありますが、5~6歳頃には顎の発育が進むため、隙間が出来てきます。

永久歯に隙間がないのは異常ですか?

永久歯に隙間が無い状態は、必ずしも異常とは限りません。乳歯の段階で隙間が無い状態で、永久歯の生え変わった時に歯並びが乱れた場合は、歯列矯正が必要となる可能性があります。

歯が生えるスペースがないときはどうすればいいですか?

顎の発育が不十分である場合は、小児矯正を行います。

大阪市の長堀橋、松屋町、谷町六丁目付近でお住まいでしたら、ハローデンタルクリニックまでご相談ください。

永久歯のすきっ歯は大丈夫でしょうか?

乳歯と永久歯が混合している時期(混合歯列期)は問題ありません。完全に永久歯に生え変わったあとのすきっ歯は、歯列矯正が必要な場合があります。

まとめ

乳歯に隙間がないことは、子供の成長過程において重要なサインの一つです。

特に5~6歳頃になると、永久歯が生えるために必要なスペースができるのが理想です。

隙間がない場合は、虫歯のリスクが高まったり、永久歯が正しい位置に生えにくくなることがあります。

よく噛む習慣を身につけ、日常生活の中で顎の発育を促すことが大切です。また、必要に応じて歯科医院での診察や小児矯正を検討することが、将来の歯並びを整えるために重要です。

ハローデンタルクリニックでは、お子さんの口腔内環境を整えるサポートをしています。

松屋町、長堀橋、谷町六丁目付近にお住まいでしたら、安心してお子さんの歯の健口を守るために、ぜひ一度ご相談ください。

             

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