こんにちは^_^
ハローデンタルクリニックです。
今回は、力のコントロール(歯軋り・食いしばり)について書きたいと思います。
現代社会において、ストレスから解放されるのは中々難しいですがそのストレスが歯軋り・食いしばりを起こす原因の最も多い理由でなのご存知でしたか?
歯軋りや食いしばりが起こってる時間帯は実は夜寝てる時がほとんどなんです!
・どうすれば防げるのか或いは守れるのか
・虫歯や歯周病に影響するの
→これらを解説しながら書いていきたいと思います。
歯軋り・食いしばりと力のコントロールとは
まず歯軋りや食いしばりについてです。
- 歯軋り(ブラキシズム)
無意識に上下の歯を強くこすり合わせる動き。睡眠中に多くみられる。 - 食いしばり
噛み合わせたまま強い力で歯を固定してしまう。仕事中や集中時、日常生活で起こりやすい。
これらは一時的なものではなく、繰り返すことで歯や顎関節に負担をかけます。
力のコントロール不足がもたらす影響について
- 歯の破折(割れる)
- 詰め物・被せ物の脱離(外れる)
- 歯周組織へのダメージ(歯肉退縮・動揺・歯槽骨の低下)
- 顎関節症(あごの痛み、カクカク音)
- 筋肉の緊張や頭痛、肩こり 等
つまり「噛む力」を適切にコントロールできないことが、口腔全体の健康リスクにつながってしまいます。
では、どの様にすれば良いのかですが、、!
力のコントロールの改善アプローチ
1. 生活習慣の見直し
- 姿勢の改善(猫背やうつぶせ寝は顎関節に負担)
- ストレスケア(リラックス法、就寝前のルーティン)
2. 日中の意識付け
- 「上下の歯は通常、接触していない」ことを理解して歯が当たってる場合は少し離す意識をつける“歯を離す習慣(リマインダー法)”を取り入れる
3. マウスピース(バイトプレート)
- 就寝時の歯ぎしりによる摩耗や破折を防ぐ
- 筋肉や顎関節への負担も軽減
4. 定期的なチェックと指導
- 歯や被せ物の摩耗状況を確認
- 必要に応じてマウスピースの調整
- レントゲン撮影等を行い必要な治療を行う
力のコントロールをしないと虫歯や歯周病は悪化するのでしょうか?
直接的には
- むし歯は「細菌が糖を代謝して酸を出す」ことが原因です。
- 歯ぎしりや食いしばり自体に「細菌」や「酸」は関与しないので、直接むし歯を進行させることはありません。
🦷ですが、間接的に悪化させる仕組み(修飾因子)になります🦷
1. 歯にヒビ・摩耗が生じやすい
→ エナメル質が傷つき、細菌が侵入しやすい環境になる。
2. 詰め物・被せ物が外れやすい
→ すき間に細菌が入り込み、二次むし歯が発生しやすい。
3. 歯肉のダメージ
→ 強い力で歯周組織が弱まり、プラークコントロールが難しくなる。
4. 唾液の機能低下(特に食いしばり時)
→ 緊張で唾液分泌が減り、自浄作用や酸の中和が弱まる。
まとめると
- 歯ぎしり・食いしばり=むし歯の直接原因ではない
- しかし「歯の防御壁を壊す」「修復物を壊す」「唾液の守りを弱める」という むし歯の進行を早める土台をつくってしまう。
参考になれば幸いです^_^
お約束します。
当院は皆さまの健口を大切にしております。
確実な診査診断を行い、適切な治療から悪くならないようにする予防までトータルでサポートいたします。
「見た目の美しさ」と「しっかり噛める機能性」、その両方を大切にした治療を心がけています。
📍 ハローデンタルクリニック🦷
📞 06-6251-7722
🌐 公式サイト:[https://hello-dent.net/]